太陽光のバウンス

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好天に恵まれて、皆既月食を拝む事ができた。
いつも同じ顔を向けている月。
子供のころは月を一枚の円としてとらえていた。
そして月の光は当たり前のこととしてとらえていた。 
考えてみると実は、地球に届いている光は太陽のバウンスである。
写真用語でバウンスとは、照明を一旦レフ板や白い壁などに当てて
反射して来たソフトな光を被写体に当てるという手法だ。
月のバウンスした光は、夜の土中深くしみ込み丈夫な発芽を促すとも言う。
月食はそのバウンスの光路が地球自らが邪魔をした訳だ。
だから地球のシルエットが逆に月に描かれるというロマンなのである。

太陽に翻弄される時

もうすでに太陽は中点に張り付いていた。庭中に光が蔓延して全ての形態が綯い交ぜになっている。自分自身の存在さえもハレーションを起こし感情さえも失いそうだ。思わず水盤を覗き込むと太陽に翻弄された私が映り込んでいる。水面に空は降り,
私の周辺を吸い込んで揺らいでいる。間違いなく私はそこに居る。居ることを再確認したいのだ。by りんむう
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